よくあるご質問

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持続可能な開発目標として17のゴール・169のターゲットを掲げています。

Q&A

Q1. 金属くずor金属スクラップとは?

会社の企業活動や個人の消費行動の結果、排出される不要になった金属全般を指します。(例:金属加工くず、アルミ空き缶など)

Q2. 金属くずは、廃棄物ではないのですか?

「廃棄物の処理および清掃に関する法律」いわゆる「廃棄物処理法」では、廃棄物の定義を「占有者が自分で利用したり、他人に有償で売却できないために不要となった固形または液状のもの」と定めています。
お客様は、金属くずを当社に有償で売却できますので、法律上の廃棄物には該当せず、再資源化可能な有価物となります。しかし、他の環境関連条約および法律・条例によって規制されている物品や、性状に問題があり生活環境保全上支障をきたす金属くずに関しては、管理・処理費用との兼ね合いから、当社での検収の結果では不適合となり、物品は買取り不可能、すなわち廃棄物となります。

Q3. 有価物とはどう言う意味ですか?

有価物は、専ら物(もっぱらぶつ)ともいい、馴染みの深いものに、金属・紙・ガラス・繊維・布などがあります。これらは比較的リサイクル効率が良いため、金銭との交換が可能で、古くから再資源化のための流通ルートが確立されており、それを生業とする専業者が存在しています。
例えば、新聞の廃品回収業者などです。回収された紙は紙料問屋・商社を経由して、製紙工場での原材料となり、再生紙へと生まれ変わります。金属くず・スクラップも同様です。
有価物とは、対価としてお金と交換できるリサイクル可能な資源の総称です。

Q4. 買取られた金属くずは、その後どうなるのですか?

金属の種類別、その等級別に選別処理をします。その後、製鋼メーカーや非鉄金属メーカーへ原材料として納入され、再び製品に生まれ変わります。

Q5. 金属くずの等級とは?

金属くずは、金属ごとに以下のような条件によって等級付けされています。
(1) 成分比率…再生される目的・用途に沿った目標成分規定値に近い物品ほど高等級。
(2) 再生までの過程…解体・選別・減容積の必要性、運搬効率の高さなどです。再生までの労力が省け、スムーズに進む物品ほど高等級となります。これらを総合的に勘案し、等級付けを行います。
つまり、できるだけ金属を種類別に分別し、お取引いただいたほうがお得なのです。

Q6. 産業廃棄物管理票(マニフェスト)は、発行していますか?

金属くずは有価物(専ら物)ですので、産業廃棄物に該当しません。
したがって、原則は産業廃棄物管理票(マニフェスト)の発行および記入は行っておりません。しかしながら、どうしても必要とされるお客様には、以下の3事項をもちまして対処致します。
(1) 当社発行の仕切書(買取明細書)と買取り代金のお支払い。
(2) 計量証明書の発行。
(3) 産業廃棄物管理票(マニフェスト)有価物拾集量の欄へ、全数量の記入。